Interview
最年少マネージャーとして
メンバーと共に成長していく
最年少マネージャーとして
メンバーと共に成長していく
データエンジニアリング部
2020年度新卒入社
大阪大学大学院 基礎工学研究科システム創成専攻
自己紹介
学生時代には情報工学を専攻し、主にAI技術の活用について研究していました。多様なデータを用いた演習はもちろん、データの構築・解析方法なども学ぶことができ、現在の業務にも一部活かせています。就職活動ではAIも活用しながらエンジニアとして成長していきたいと考えていたので、最初は大手ベンダーやシステム開発会社などをいろいろと見ていました。
入社の経緯
DATUM STUDIOに入社を決めた理由を教えてください。
お客様により近いところで価値を提供できると感じたからです。会社の規模だけでいえば大手企業の方が圧倒的に大きいですが、一人ひとりの業務における担当範囲が狭く、システムの一部などに限定されてしまうことが大半です。一方でDATUM STUDIOなら、自らがお客様との窓口になり、最終的な実装まで携わることができる。データエンジニアとして多くの経験を積める環境だと思いました。
また、データサイエンスの最先端で活躍している優秀な技術者が数多く在籍していることも入社を決めた大きな理由です。テクノロジーに関する高度な知識をいち早くビジネスに変換し、お客様に今まで以上の価値を提供していく。常に新しいことに取り組み、お客様と一緒に成長できるDATUM STUDIOの開発環境は自分にとって何より魅力的でした。
DATUM STUDIOでの1日
AM
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10:00リモートワーク開始/社内ミーティング(プロジェクト関連)
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11:00社内ミーティング(プロジェクト関連)〜メールチェック
PM
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12:00昼休み
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13:00開発作業(プログラム作成/コードレビュー/ペアプログラミング)
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15:00各メンバーと1on1
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18:00社内報告用の資料作成
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19:00業務終了
1日の仕事の進め方について教えてください。
プロジェクトマネージャーとしてデータ基盤を構築するプロジェクトを複数担当しており、午前中に各案件の社内打ち合わせを行っています。チームメンバーと一緒に進捗確認を行い、その日やることを確認。午後にはお客様とのミーティングを週次で実施しています。そこでご指摘いただいた内容を、その後の開発作業に反映。その他の時間はプログラム作成や他のメンバーのコードレビューなど、手を動かしていることが多いですね。
またグループのマネージャーとして、メンバーのサポートも並行して行っています。
1on1でメンバーの相談にのったり、技術面の指導もしています。
オフの時間にはエンジニア同士で食事に行ったり、打ち上げを開催したりすることもあります。普段はリモートワークなので、チームのみんなとオフラインで会える嬉しさから毎回盛り上がりますね。また、休日にはオーケストラの社会人サークルに参加しています。地域の公民館で気ままに演奏することが多いのですが、社外のつながりができて良い気分転換になっています。
日々の仕事でやりがいを感じるのはどんなことですか。
お客様に新たな価値を提供するため、世の中に出ていない機能を使っていくことも多いので、最先端の技術を知ることにやりがいを感じています。国内で商用利用されていない未検証の機能を使おうとするときには、社内で入念に検証を行うのはもちろん、お客様の開発チームとも連携して「ここの部分がおかしい」など問題点を出し合うことも。それらをリクエストとしてまとめて、ソリューションの開発・提供企業に改善を求めることもあります。
また、新たなデータ基盤を構築した後に感じられるやりがいとしては、やはりお客様からいただく感謝の言葉です。実際に社内で活用してもらっているのかどうかをお客様のプレスリリースなどで知ることも多いのですが、「経営情報の見える化」「業務効率を大幅に改善」など具体的な運用実績を目にすると、データエンジニアとして大きな達成感があります。
マネージャーとしては、メンバーの抱えているプロジェクトの課題を一緒に解決して、一緒に成長できていることに喜びを感じています。部としての生産性を高めていき社会により大きなインパクトを与えられるようになっていることが何より楽しいです。
DATUM STUDIOでの成長
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2020
DATUM STUDIOに新卒入社
スポーツ業界のお客様のデータ基盤構築を担当 -
2021
お客様の窓口となり、要件定義などにも携わるようになる -
2022
EC業界の大型案件で開発チームを取りまとめ開発リードをするようになる
外部のエンジニア向けイベントなどにも登壇 -
2023
プロジェクトのマネジメントを始める -
Now
マネージャーとして、複数のプロジェクトをリードする
入社1年目を振り返って、今に活かされているのはどんなことですか。
学生時代にもプログラミングに取り組んでいましたが、開発現場で使えるレベルには全く達していませんでしたね。しかし、入社後に行われた3か月の研修で、エンジニアリングの基礎知識をしっかり学ぶことができました。特にSQLなどのデータベース関連の言語に触れられたのは良かったと思います。
その後、最初に参加したプロジェクトでは、プロスポーツチームのデータ基盤の構築を担当しました。スタジアムの売上や入場者数に関わるさまざまなデータを、分かりやすく可視化することに取り組みました。年間パスを利用しているかどうか、会員かどうかで来場頻度を割り出すなど、全体の数字をモニタリングしながら分析を進めていきました。初めての案件で正直難しい部分もありましたが、クラウドサービス(AWS)についても学ぶことができて非常に良かったです。
入社2〜3年目で成長を実感できたのはどんなことですか。
2、3年目は積極的にお客様の前へ出ていくことを意識していました。要件定義を進めていく機会やお客様とコミュニケーションを取ることも増えていきましたが、先輩たちのサポートが手厚く、不安を感じることはほとんどありませんでした。データフォーマットについても社内でレクチャーしていただき、スムーズに進めることができたので非常に助かっています。
各プロジェクトを滞りなく進めるために、お客様の窓口を担う上で心がけていたのは、データ基盤を自由に触ってもらう時間をたくさん設けることです。案件の終盤でいきなり要件定義が変わってしまわないように、途中段階で決裁権を持つ関係者をできるだけ巻き込むようにしていました。また、2年目の後半からは社内外のイベントに登壇するようになり、自らの知見を社会に還元することにも取り組んでいます。
プロジェクトやグループのマネジメントで心がけていることは?
担当しているお客様の中には、今までデータ基盤に触れたことがなかったり、具体的なイメージが湧かず不安を感じたりする方もいらっしゃいます。そういうときには、自信を持って私たちの知見を伝えるように意識しています。ときには図表を活用した資料を作り込み、実装の方針やシステムのイメージを分かりやすく伝え、お客様の不安を取り除くためのアクションを起こすこともあります。
その他のケースでも、私たちは常にお客様の課題に寄り添いながらプロジェクトを進めていく必要があります。それぞれの案件では、情報システム部門や営業部門など、お客様社内の各部門でニーズや背景は違っていて、決まりきった定型のやり方がないという難しさも。それでもお客様と密にコミュニケーションをとりながら最適なデータ基盤を構築し提供することで、社内の共通理解を生み出せるのがこの仕事の醍醐味だと思います。
グループのマネージャーとしては、メンバーの成長に貢献できるようメンバーの話を真摯に受け止め信頼関係を構築することを大切にしています。
メンバーのモチベーションを上げることは、会社全体の生産性向上につながりますので大事にしてますね。
DATUM STUDIOで描く未来
最後に今後やってみたいことや実現したいことを教えていただけますか。
エンジニアの視点を持つプロジェクトマネージャーとして、お客様の課題を解決するためにはどんな技術が良いのか、データ基盤をより使いやすくするためにはどうすればいいのかなど、もっと幅広い提案ができるようになりたいと思っています。それが結果的には、業界の最前線を走るDATUM STUDIOの提供価値を底上げすることにもつながっていくのではないでしょうか。
誰も取り組んだことのない課題を解決するプロジェクトもあるので、誰も答えが分からないような事態も当然ながら発生します。しかし、そこであきらめずに新たな領域を切り拓くことで、お客様の課題解決に役立ち、社会へ大きな価値を還元できます。毎回新たな技術を検証するので大変なこともありますが、実装したときの喜びは想像以上です。DATUM STUDIOを支える新たなメンバーと一緒に挑戦を楽しみたいですね。